新聞に「げたんは」の作り方が載っているのを見て
「げたんはが手作りできるなんて…!」と感動し、
利用者様と一緒に作ることにしました。
~げたんはとは?~
鹿児島の素朴な郷土菓子です。
「下駄の歯」に似ているところからこの名がついたと云われます。
板状に延ばして焼き上げた生地を二等辺三角形に切り分け、
黒みつに浸した水分の多い柔らかい菓子です。
あらかじめ量っておいた小麦粉、重曹、
ベーキングパウダーをふるいにかける作業、
溶かした黒砂糖を入れ、しゃもじで切るように混ぜる作業、を
利用者様お一人お一人にして頂き、
オーブンで焼き上がるのをワクワクしながら待ちました。
少し固めの生地も黒みつに浸すとしっとりとして素朴な味はどこか懐かしく
利用者様も「美味しいね」と言って食べておられました。
ひおきの里 介護福祉士 B