当法人では研修委員会主催の研修を年に4回行っており、
今回は「身体拘束・熱中症対策 研修会」がありました。
一番の理想は拘束をしない事ですが、
その前に拘束をしない状況・環境作りも大切であるといった内容でした。
この中で、言葉による拘束(スピーチロック)の話がありました。
知らず知らずの内にそのような声かけになっていないか、
考え直していきたいと思います。
※スピーチロックとは?
言葉によって利用者の行動を抑制・制限する
介護者の「言葉による対応」を指します。
具体的な例として「動いたらダメ」「早く食事して」「立ち上がらないで」や
「どうしてそんなことをするの」のように叱責の言葉も対象となり、
このような声掛けは、利用者の行動障害や不穏な状態を引き起こす
原因となるため、注意が必要です。
続いて熱中症のメカニズム、予防と応急処置を学びました。
特に高齢者は、体内の水分量が少ない、暑さを感じにくい、
のどの乾きに気づきにくい、冷房が嫌い 等があって
熱中症患者が多いので注意が必要となります。
また熱中症は夏だけの病気ではなく、激しいスポーツや重労働、
冬の暖房のよく効いた室内で厚着をしていて起こる場合がある
ということも知っておいていただきたいと思います。
通所リハビリテーション 看護師 Y