年に2回おこなわれる感染予防の研修がありました。
今回は感染委員会による実技で
ガウンテクニックと嘔吐物処理方法について学びました。
ガウンテクニックとは、感染性病原微生物を排出している患者から
医療者と他の患者を守る事を目的にしたガウンの着脱手順の事。
ノロウイルスなどの嘔吐物の処理において
慌ててしまうと目に見えている物から先に片付けようとしてしまう為、
まずは自分が感染しないようにマスク、エプロン、手袋の順で身につけ防御する。
汚染物を広げないように静かに拭い取る。
付着していた場所は0.1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒。
汚染物の付着した物はすぐに処分する事、を再確認しました。
多くのスタッフが参加し一人一人真剣に意見交換をするなど、
意欲的に研修に参加する事ができたのではないかと思います。
これから風邪や感染症が多くなってくる時期でもあります。
うがいや手洗いももちろん大切ですが、
もしもの時に冷静に判断し適切に対応ができるよう
知識・手技ともに高めていきたいと思います。
外来看護師 I & 医事課 M