もしもの時の…AED研修
2月27日に日置市消防本部南分遣所の方々にお越しいただき、
一時救命処置の研修を実施しました。
この一時救命処置は心臓マッサージとAEDの使い方を学ぶ研修で、
当法人職員全員受講しています。
毎年受講していますが、やはり学ぶことの多いこの研修。
実際に心臓マッサージを行ったり、AEDを使った職員は少ないのですが、
もしもの時にすぐに行動がとれるよう研修は大切だなと改めて感じました。
日置市消防本部南分遣所の方々お忙しい中、
講義から実技まで丁寧に指導してくださり、本当にありがとうございました。
ローズ訪問看護ステーション S
みゆきカフェ
当法人では、年1回みゆきカフェを開催しています。
みゆきカフェは、
認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指し、
これまで認知症についての講演や歌、劇、
アロマハンドマッサージ等を実施、
また何でも聞いて話せる座談会も併せて行ってきました。
今回は、みゆき先生の認知症予防についてのお話とコグニステップ。
その後、産業カウンセラーでもある窪田先生に
自宅でひとりでも簡単にできるヨガを教えていただきました。
また、言葉と違う動作を行うことで、
脳の活性化に繋がるシナプソロジーも実践してみました。
「赤・青・黄」と言いながら「頭・肩・腰に手を置く」
という簡単なことですが、ついつい動作につられてしまい、
皆さん大笑い。
ハーブティーとケーキでの座談会も盛り上がり、
あっという間に終了の時間。
「楽しかった」「来てよかった」との声を聞けて
職員一同笑顔でお見送りしました。
次回も脳トレや運動など取り入れ
楽しいカフェを開催したいと思います。
総務 U
「成年後見制度」「福祉サービス事業」を学ぶ
日置市社会福祉協議会の方を講師に迎え
「成年後見制度」「福祉サービス利用支援事業」
についての研修を行いました。
成年後見制度とは耳にしますが、
私は内容まではよく知らない…という状態でした。
プロジェクターと資料を用いて
とてもわかりやすく説明してくださいました。
困った時、不安な時は
取り敢えず身近な社会福祉協議会へ相談すること、
助けてほしいと一声あげることが大切だと感じました。
将来私は夫婦二人だからと心配していましたが、
成年後見制度の内容を聞き少しホッとしています。
成年後見制度はもちろんですが、
福祉サービス利用支援事業という
身近に安心して支援をお願いできる社会福祉協議会があることを
今回の研修で学ぶことができました。
ありがとうございました。
ひおきの丘 K
妙円寺詣り!
今年も2日目に参加しました。
午前中は、日置市役所から徳重神社まで、
「オレンジウォーク」のチームで歩きました。
「オレンジウォーク」とは、認知症になっても
安心・安全で豊かに暮らせる地域を目指し、
当事者・支援者・地域の方でオレンジ色のものを身につけて
地域行事に参加し認知症に対する理解を深めていただく活動です。
チラシを配りながら、車椅子の体験もしました。
歩く時とは目線が違い、少しの段差が気になったり、
押してみると平坦でない場所が多いことに改めて気付かされました。
午後は、日吉支所でひおきの里・丘の利用者様と一緒に
うちわを手に自治会の皆さんを待ち構え、
太鼓の音が聞こえだすと妙円寺詣りの歌を利用者様が口ずさみ、
みんなで歌いながら手拍子で迎えました。
日置責善社のノボリ旗を先頭に
鎧兜の青年の皆さんと子どもたちが利用者様の前に登場。
拍手喝采の中、歌を披露していただき、
徳重神社まで武者行列で颯爽と歩く皆さんをお見送りすることができました。
改めて歴史に触れ、利用者様や職員にも喜んでもらえた貴重な1日となりました。
責善舎の皆様、支所の前を通っていただき、ありがとうございました。
総務 U
全国デイ・ケア研究大会に参加して
7月13日土曜日、宮崎観光ホテルで行われた
第40回全国デイケア研究大会に
一般演題の発表で参加してきました。
日頃のデイケアでの取り組みを発表する場であり、
私にとっては演題発表そのものが初めてで
貴重な経験をさせていただきました。
演題名は
「デイケアに通うことの重要性を学んだ一症例」
当院デイケアを2年利用された方の身体機能の変化や
日常生活の変化、目標とする活動の変化など
まとめて発表しました。
研究大会の概要は78の演題と28のポスター発表があり、
どの事業所もいろいろな取り組みをされていました。
利用者様の症例発表だけでなく、
業務改善の取り組みや事故防止の取り組み、
失語症や構音障害などコミュニケーションが難しい方の
受入れを多くされている事業所における
日常で意思確認する際の工夫などは自事業所の参考にもなり、
また業務改善の取り組みは何から取り組もうかと
考える際のヒントにもなりました。
肝心な発表ですが、時間内に終わりました。
質疑応答では想定していた内容とは違い、
少し焦りましたが、気づきを頂けるものでした。
人の前に出ることは緊張しますが、学びも大きく、
ぜひ他の職員にも参加してほしいと思いました。
通所リハビリテーション N
最期まで自分らしく生涯を終えるために
日置市介護保険課介護予防支援係長の前田様をお迎えし
「最期まで自分らしく生涯を終えるために
~エンディングノートの活用法~」
と題してお話をしていただきました。
誰しもいつかは必ず来る人生の最期。
一番大切な事は「自分がどうありたいのか?」ということ。
エンディングノートについて学んだことをきっかけに
利用者様本人が望むケア、家族の想いについても話をしていきたい。
「その人らしさ」にできるだけ近づけるケアをおこなっていきたい。
そのためには「話すこと」「思いを口に出来る環境であること」
も重要であること。
医療、ケアスタッフの連携をしっかり作っていきたいと感じました。
また11月30日は「いい看取りの日」であることを初めて知りました。
改めて自分自身のケアの向上を、そして
信頼を得られる人間でありたいと強く感じた研修でした。
ありがとうございました。
ひおきの丘 K
苦情解決研修会
今年1月末に鹿児島市で受講した「苦情解決研修」について
当法人職員を対象に伝達講習を行いました。
まずは苦情に対する基礎的知識からコミュニケーション力までを学習。
次にいくつかの事例をもとにグループディスカッションを行い
色々な意見を出してもらいました。
苦情をサービスの質を向上させる貴重な情報として受け止め、
積極的に対応することで信頼関係を回復するチャンスとして
今後の仕事にも役立てていければと思います。
ひおきの里 I
ほんとの空
外部講師の方をお招きした
権利擁護・高齢者虐待についての院内研修に参加しました。
「ほんとの空」というDVDを
盛り込まれた人権問題を見つけながら鑑賞しました。
どの場面に問題があるのかすぐわかりました。
わかってはいましたが、
私も同じ状況に遭遇したことがある事を思い出しました。
無意識のうちに誤った考え方や思い込み、偏見という意識により
差別をしていた事があったと思います。
お話の中で
「自分でラインを引く事が、人権を差別している」
という言葉がとても印象に残っています。
誤解や偏見に気づき、人と向き合い、他者の気持ちを
自分の事と思って考えられるようになりたいと思います。
これからは今日学んだことを日常の行動に繋げていきたいと思います。
高齢者虐待についても改めて勉強になりました。
医事課 S
身体拘束とは?
身体拘束廃止委員会は昨年5月に発足した際に
意識調査のアンケートを行いました。
その結果、身体拘束についての基本的な事が
「分からない」「知らない」というスタッフが多く、
今回、身体拘束廃止委員会主催の研修会
「身体拘束についての理解」を行いました。
まず身体拘束には3つの要件があり、
①切迫性
②非代替性
③一時性
に当てはまるか検討し、
該当する場合はそれを記録しておく必要があります。
近年の社会情勢からみてもとても厳しい目が向けられており、
法令違反となれば介護報酬の減算となる場合もあります。
どんな事例が身体拘束にあたるのか、
具体的な例を挙げて細かく説明がありました。
日々の介護を行う中で、
これはグレーゾーンや不適切なケアにならないか?
と自分のこととして考えてみる。
また違う方法があるかもしれないという視点で見てみるなど
理解を深める研修となりました。
通所リハビリテーション T
認知症への理解を求めて!
少し暑いくらいの秋晴れの日に
日置市3町で「RUN伴+(ラントモプラス)」を開催しました。
「RUN伴」とは、認知症になっても安心して暮らせる
地域づくりを目指す認知症への啓蒙活動の一つで
九州では「RUN伴+」として各県で実施されています。
今回は吉利JAを保育園児の可愛らしく元気な歌声でスタートし
ゴールの日吉支所まで約3kmの道のりを歩きました。
東市来町と吹上町、日吉町の最終ゴールとなった日吉支所には
宮路市長、日置市のゆるキャラひお吉君、カメ吉君、
ゆのもと三助君も駆けつけてくださいました。
薩摩天翔流の迫力ある五つ太鼓の演奏がゴールに華を添え
賑やかな中で無事に終えることができました。
ランナーで参加していただいた皆さんと
ボランティアの運営スタッフ含め総勢約100名。
多くの方々に協力をいただきました。
本当にありがとうございました。
認知症の人と出会うきっかけがなく
マイナスイメージを持ってしまいがちな方々にも
このようなイベントで触れ合い、喜びや達成感を通じ
認知症の人も地域で伴に暮らす大切な人であることを
実感していただけるのではないでしょうか。
また認知症に限らず同じ地域に住む人達が
お互いを理解し支え合う事で
安心して安全に暮らせる第一歩となると思います。
そのきっかけづくりとなれるよう
今後も地域に寄り添い伴に歩んでいきます。
総務 U