手作りにワクワクして。
先日、日置市の革工房エルノワさんの出張革小物教室が開催されました。
みゆき先生と職員7名が参加し、
キーケース、コインケース、ポーチ等それぞれ希望のものを作ることに。
私はカードケースを作製しました。
学生時代以来の革細工は、材料を見ただけでワクワクしました。
革の裏を滑らかに整え、それぞれのパーツを接着剤でとめて…
一つ一つの工程の度に工房の先生の指導を受け、段々と形がみえてくると、
「わぁー!かわいいね♪」とお互いの作品の経過を楽しみました。
難しかったのは、革を縫い合わせていく工程です。
ロウで加工された糸を2本の針で表と裏と交互に
糸のかけ間違いがないように縫っていくのは集中力が必要でした。
カシメも革の色に合わせて用意されており、専用の工具で打ちつけ、完成しました。
途中、自分の名前をローマ字で打ちましたが、カシメの位置を考えておらず、
中心からずれたのがかえっていい感じに仕上がりました。
手作りのものは不格好でも愛着が湧いてくるものです。
帰宅して主人へ見せると「次は僕のをお願いね♪」とリクエストされました。
次回の開催が今から楽しみです。
先生、ご指導ありがとうございました♪
通所リハビリテーション 作業療法士 N
紙芝居の始まり始まり~。
地元TVで活躍しておられるMBCタレント野口たくおさん。
そのお母様は南洲神社で公認ボランティアガイドを長年務めておられます。
みゆき先生とは親戚でもあられ、そのご縁で、今回通所リハビリテーションにて
「西郷隆盛の逸話」という紙芝居を披露して頂けることになりました。
医療法人みゆき会がある日置市日吉町には、
西郷隆盛公の子孫の方が南洲窯を開き陶芸をされておられる事や、
数々の逸話など多くの事を教わり、
この日本にとって素晴らしい人物だった事をあらためて知りました。
紙芝居など最近は見る機会も少なくなり、珍しく、
参加された患者様、利用者様の他、一般の方々も楽しまれたようです。
このような素晴らしい活動をされていることに感謝します。
どうぞこれからも多くの方々に語り伝えて頂きたいと思います。
通所リハビリテーション 介護職員 O
ふくれ菓子を作りましょう♪
小規模多機能ホームひおきの丘では、
梅雨でジメジメとした天気が続いていた6月。
お天気につられて気持ちまで曇らないように
鹿児島の郷土菓子「ふくれ菓子」を作ることを計画しました。
利用者様に小麦粉をふるってもらったり、卵を溶いて混ぜ合わせたり、と
少しずつ分担して作業をおこないました。
蒸している間は「美味しそうだね~。早く食べさせて~」と
待ちきれない様子で笑顔がみられました。
そして20分後!
甘くてふんわり美味しいレーズン入りふくれ菓子が出来上がりました!
利用者様と一緒にグループホームへも足を運び、お裾分けを持って行きました。
「昔は作っていたね~」とこちらも昔を懐かしむご様子で喜んで頂けました。
利用者様と寄り添うことが出来て良かったと思います。
ひおきの丘 介護職員 A
初めての院内発表会
院内発表会とは、様々な部署が取り組んでいることや、
研究したり調査したりしていること、またその結果を発表する場です。
今回、医療法人みゆき会として初めて発表会を開催しました。
テーマを決め役割を分担し、話し合いを重ねて資料を作成、
発表の練習をして当日に臨みました。
下記が第1回の発表テーマです。
・医事課 「クリニックの待ち時間対策」
・外来 「糖尿病治療中の患者さんへのフットケアの取り組み」
・通所リハ 「レクリエーションの取り組み」
・訪問リハ 「誤嚥性肺炎後の訪問リハでの関わり~重点内容の変化」
・厨房 「高齢者が食べやすい食事作りの工夫とレシピ」
・居宅 「居宅の相談・利用状況」
・ひおきの里 「グループホームに居場所を見つけた入居者様の変化」
・ひおきの丘 「住み慣れた地域でご本人の思いを叶えるために」
・総務課 「各種届出書類の改善」
持ち時間10分で、各部署発表を行いました。
審査は、理事長他2名の先生方が、研究の目的、方法、結果、考察、結論、
さらには発表のパフォーマンス力等、総合的に審査していただき、
優秀賞は「訪問リハ」の発表でした。
また後日、理事長から各部署へ詳細な審査結果が渡され、
それぞれ良かったところ、改善すべき事が明確になりました。
初めての院内発表会でしたが、職員からも勉強になった、参考になった、
来年は準備からもっと頑張ろう、業務の向上に役立ったと思う等、
前向きな意見が多く聞かれました。
今回の発表でお互いの部署の内容を知り、
今後はさらに部署を超えた協力体制の強化につながるのではないかと思いました。
これからも全職員が切磋琢磨し、地域に密着した医療法人として
良質の医療・介護・福祉を提供できるように取組んでいきたいと思います。
総務 U
実習者を受け入れて
ひおきの丘では、今回初めて
認知症実践者研修の施設実習者を受け入れました。
私も3年前に他施設で学ばせてもらった事を思い出し、
前日に自宅でそのときの資料を取り出してみました。
受け入れる側として
私自身が実習生にどれだけの事を伝えられるのか…
自分にとっても振り返る良い機会でもありました。
当日は当事業所の現状ありのままを見て頂き、
入浴介助(着脱更衣)、配膳、誘導などを行い、
その中で互いの情報交換もしました。
そして利用者様と共に
包丁とIH調理器を使用して「かつおみそづくり」を行いました。
実習者の方の施設では、
利用者様との調理活動は危険という事で全く行っていないそうで、
調理道具を上手に使われる姿に驚き、
そして良い学びになったと言ってくださいました。
今日という日は、お互いが良い情報交換の場となり
改めて自分の職場を見つめ直す日でもあり、
今後も受け入れる側として、
私たち職員も向上していく事が大事だと思いました。
ひおきの丘 介護福祉士 T
お父さんいつもありがとう
ひおきの里で父の日会を行いました。
豪華な昼食に、この日ばかりはノンアルコールビールで乾杯!!
久し振りのビール?に「美味しいよねー♪」と堪能されたご様子です。
昼食後はカツラにサングラス姿の男性スタッフが登場し、
歌謡ショーが開催されました。
歌手の松山千春さん似?の風貌で「大空と大地の中で」などを熱唱しました。
甘い歌声にウットリした利用者様がお花を持って行く場面もありました。
ひおきの里 介護職員 H
匂いと香りのセミナー「認知症と香り」
6月18日、
第56回匂いと香りのセミナー「認知症と香り」に参加させていただきました。
このセミナーは、
鹿児島市の天文館にある「江川耳鼻咽喉科」の江川雅彦院長先生が
2006年から年に6回ほど開催されているそうです。
そして今回は1年に1回のパーティー形式でのセミナーで、
場所は格式高いマナーハウス島津重富莊。
アロマアドバイザーでもある江川先生の講演があり、
加齢による嗅覚障害と認知症による嗅覚障害の違いや、
30名の認知症患者様を対象に朝と夜、香りを嗅いでいただき
3ヶ月後に認知症の機能障害が改善した研究結果を報告して下さいました。
次に、シェフ自慢の料理は
4つのハーブ(ローズマリー、レモン、ラベンダー、オレンジ)
を使った特別メニューで、芸術品のような美しい料理を見て香って食しました。
また、食材と香りのクイズがあり、
みゆきクリニックにボランティアで来てくださっている
アロマインストラクターのK先生が、パーフェクトな回答で、
特別なオリーブオイルをゲットされました。
これまでも香りは大好きで
ネイルオイルやアロマキャンドルなど使ったことがありましたが、
今回のセミナーで改めて香りの奥深さに気づかされ、
患者様や利用者様へのケアの一環として学びたいと思いました。
素敵な空間で五感が刺激され心地良い気分で帰路に着きました。
総務 U
他施設での実習を終えて
5月25日より認知症実践者研修に参加しています。
その研修の中で他施設での実習があり、
私は日置市内の小規模多機能ホームへ実習に行かせて頂きました。
午前中は利用者様と一緒にてるてる坊主を作りました。
午後からは庭に出て本の読み聞かせがありました。
短い時間の中でも利用者様とお話ししたり、ふれ合ったりすることが出来て
その中でも「ありがとう」と声をかけてくださるとやはり嬉しく思いました。
利用者様との信頼関係を築くことの大切さ、
一人一人を理解した上でケアをすることの大切さを学んだ実習でした。
自分自身のケアを見直し今後に役立つようにしていきたいと思います。
ひおきの丘 介護福祉士 U