身体拘束廃止委員会が始動
当法人では感染対策や安全、研修等
様々な委員会が活動しておりましたが、
この度独立した委員会として
「身体拘束廃止委員会」が発足しました。
身体拘束を事故防止対策として安易に正当化することなく
尊厳ある支援を行うことを目的とします。
活動内容としては身体拘束廃止に関する指針の整備等です。
委員会を中心に身体拘束となる具体的行為について検討し、
全職員が共有できるマニュアルを作成します。
またそれは委員会や管理者からの
一方的な指示により行われるのではなく、
研修会等を通じて実態の把握をおこなったり、
身体拘束がもたらす多くの弊害等を確認するなど
問題意識の共有も図っていければと思います。
身体拘束は全て「高齢者虐待防止法」に抵触します。
法人全体で改めて学ぶ機会を持ち、
専門職としてさらに向上できるよう
委員会が機能すればと思います。
ひおきの里 E
うんめかったぁ~!
4月8日、お釈迦様の誕生日!
このありがたい日に
近くのひよし食堂へラーメンを食べにみんなでお出かけしました。
車いすの方は職員が押して
歩ける方たちは車や徒歩で移動しました。
ラーメンは入居者様が食べやすい量に作ってくださいました。
皆様お顔がいつもより明るい気がしました。
ひよし食堂で働いていた入居者様、
店主と顔見知りの方、懐かしくて話が弾んでいました。
レンゲとお箸を上手に使い、
まるでパスタを食べるように召し上がる方もおられました。
「美味しい」「昔と同じ味だ」
とスープまで全部飲み干される方もおられました。
持って行ったおにぎりもほおばって
「うんめかったぁ~!」
地元のラーメンを食べて
それぞれに昔のことを思い出されていたようです。
ひよし食堂様にもご協力感謝します。
ひおきの里 K
お花見
青空が広がった暖かな日曜日、グループホームひおきの里では
毘沙門公園へお花見に出かけました。
職員総出でテーブルや椅子を持って
場所取りに行ったり、お弁当を手作りしたり
利用者様もそわそわしながら服や帽子の準備を整えると
いよいよ車に乗り込みます。
社用車5台に荷物を積み込んだ軽トラ2台。
遠足のように話も弾みました。
例年より桜の開花が早かったため
花が残っているか心配していましたが
大きな桜の木の下で、時折桜の花びらが舞う中
お弁当を食べる利用者様も職員も
笑顔がいっぱい広がって楽しいお花見になりました。
ひおきの里 B
何度も楽しめた 今年の花見
桜の開花から雨がまったく降りません。
咲いたと思ったら、もう2日後には満開に。
2週間経っても見事な桜が見られました。
当施設ではその日の利用者様と一緒に何回も出かけました。
目指すは毘沙門公園。
約20年前、大きな山の崩落があり、
そのあとに桜を植えて鎮魂の気持ちを込めた場所ですが、
いよいよ桜も大きくなり麓から頂上までそれはそれは美しいこと。
近いので少しの時間で何回も通えました。
また今年3月で閉校した日新小学校へ。
桜の下に座を構えると、ブランコに2人の女の子。
4月には高校2年生になるそうで、呼ぶと気軽に来てくれて一緒に写真撮影。
おかげでぐっと平均年齢を下げてくれました。
花の見事さ、学校への懐かしさ、
そして2人の少女のあどけなさが特に印象に残った小旅行でした。
ひおきの丘 N
高齢者のひとり歩きをサポート(徘徊模擬訓練)
そよ風吹く晴天の中、今年もまた徘徊模擬訓練を実施しました。
昨年に引き続き2回目の開催となります。
地域住民の方々、介護事業所の皆様、
日置市キャラバンメイトの皆様、行政・警察・消防の皆様の
ご協力もあり50名余りのご参加をいただきました。
認知症の方が行方不明となっても
できるだけ早く近くで保護することや
住民全体で見守る地域づくりが求められています。
この訓練は認知症の方を見かけた時に戸惑ってしまわないように
高齢者役に声をかける体験をしていただくものです。
今回地域住民の方々は
高齢者役の演技やアドリブにうろたえる事なく、
スムーズに取り組まれていました。
訓練終了後には意見交換会をおこない、
・普段から地域の方とのコミュニケーションが大事だと思った
・子どもたちには分からない方言があった
・高齢者との交流の機会をもっと設けていきたい
・高齢者の視野に入りゆっくり優しい声かけが出来ていた
・実際歩いてみて高齢者にとって危険箇所(道路事情)を知ることが出来た
など多くの貴重なご意見や感想を寄せていただきました。
これらは次回の訓練に生かしていきたいと思います。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
通所リハビリテーション N