人生を明るく前向きに
私たち人間は地域や社会の中で人と関わりながら生活しています。
その中でいかに自分らしく生きていけるか。
この度、鹿児島産業保健総合支援センターから
講師の先生をお招きして「メンタルヘルス勉強会」を開催しました。
人はいろいろな形でストレスを感じ、
自覚がなくとも体が反応している場合もあります。
ストレスがうつ病へ移行し、最悪の場合は自殺という
残念な結果を生むことにもなりかねません。
それを防ぐには、まずストレスに気づき
心許せる人に悩みや苦しみを聞いてもらいはき出すことも大事です。
ストレスを跳ね返せるように考え方、感じ方を柔軟にすると良いそうです。
悲観的ではなく前向きに受け止め、
自分の都合の良いように考えることもひとつの手段だということを学びました。
規則的な生活と十分な休養をとり、趣味を楽しみ、
ストレスに打ち克ち、自分らしく暮らせるようにしたいものです。
グループホームひおきの里 T
お父さん、ありがとう
小規模多機能ホームひおきの丘には男性利用者様が3名いらっしゃいます。
若い頃は「せっぺ(精一杯)」働いた方々ばかりです。
人生の先輩でもあり、昔のことを伺うとたくさんの話をしてくださいます。
きっと走馬灯のように記憶が駆け巡っているのでしょう。
そんなお父様方の為に、父の日イベントとして
ハーモニカ演奏者の方々6名が慰問してくださいました。
「みかんの花咲く丘」「しゃぼん玉」「おぼろ月夜」
曲に応じて一瞬にしてハーモニカを替えたりしながら全10曲の演奏。
いつ替えたのか分からない…!
利用者様もスタッフもびっくりの早業でした。
また利用者様からのリクエスト曲「古城」にもすぐ対応して
演奏してくださったのはさすが一流だと思いました。
演奏会は盛況、拍手喝采にて終了しました。
小規模多機能ホームひおきの丘 O
せっぺとべ2018
6月3日、天気に恵まれてせっぺとべの日がやってきました。
日置市の無形民俗文化財であるお田植え踊りを奉納したあと、
泥だらけになった白装束の若者、
伝統的な衣装に身を包んだ子ども達が
日吉町内の商店や事業所を回って来られます。
午前中に5組の自治会の方々が訪れて
披露してくださる一生懸命な舞いを食い入るように見学し、
地域の知り合いの方との再会では会話に花が咲いた様子で
入居者様はとても喜ばれていました。
スタッフも一緒に踊ったりして
楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
午後も2組の自治会の方々が来られて、
年に一度のせっぺとべを一日満喫することが出来ました。
「来年も来(く)っでなぁ~ 元気しちょいやいな~」
というお声掛けに感動し、
地域の伝統文化を守っていく大切さを感じるとともに
利用者様の健康と長寿を願いました。
グループホームひおきの里 I
いざという時あわてないように
半年に一度の消防訓練がやってきました。
消防士さんにご指導いただいて、
通所リハビリ利用者様と一緒に避難と消火訓練をおこないました。
火事の現場では、
消火器のレバーを握りしめて運んだために消火剤が出てしまい、
火元に近づく前に消火剤がなくなってしまったり、
風下から火元に近づいて消火剤が自分にかかってしまう
といった失敗があるそうです。
こうして訓練に参加していても、実際に火事が起きたら
あわててしまって私も同じ事をしてしまいそうです。
いつ起きるかわからない本番に備えるために、
繰り返し繰り返し訓練して身につけていきたいと思いました。
医事課 G
梅雨の晴れ間の収穫!
みゆき会の畑で取れた
キュウリ・なす・ピーマン・ミニトマト。
「まあ、りっぱに出来たこと!
昔は私もこんな野菜を作っていたのよ」
と、笑顔の利用者様。
職員手作りのサラダや漬け物にして、
利用者様と一緒に美味しくいただきました。
畑を始めたのは6年前、
ひおきの丘・ひおきの里を開設した年です。
ご近所の方に土をいただき、
耕して肥料をやり草を取り水をまき・・・
施設管理の職員が率先して手入れを続け、
今では様々な野菜が収穫できるまでになりました。
お天気が良い時には、デイケアの利用者様も散歩に来られ、
のぞき込んで葉っぱの下の野菜を探したり
収穫を楽しんでいらっしゃいます。
これから益々暑くなりますが、
職員も交代で草を取ったり水をまき、
利用者様と一緒に野菜の成長と収穫を楽しみたいと思います。
総務 U
第4回みゆき会法人内発表会
第4回みゆき会法人内発表会を去る6月16日に開催しました。
8部署からの発表でしたが、それぞれに1年間の業務の振り返りや
取り組んできた課題の総まとめを行いました。
今回は初めての取り組みとして審査を職員のオーディエンス票で行い
最多獲得票で決定しました。発表する方も大変ですが審査する方も
公明正大に評価をしなくてはならないので大変です。
結果としては最優秀賞は3回目の受賞となる
通所リハビリテーションの「通所リハ一致団結!」に決定しました。
1年間課題として取り組んできた生活リハビリの視点で、症例を通して
原因分析、情報共有、ケアの統一に取り組み目標を達成した発表でした。
法人内発表会の目的である「ケアの質の向上」のために
日々の業務に問題意識を持つことを忘れずに、
これからの1年間をまた新たな課題に取り組んでいってほしいと思います。
理事長 坪内みゆき
【最優秀賞を獲得した通所リハ発表者のコメント】
私は通所リハビリテーションでの発表をさせていただきました。
通所スタッフにはリハビリ職、看護職、介護職とさまざまな職種が
関わり合い、利用者様の身体機能の向上、生活の向上を目指し、
一致団結することでよい成果が得られると考えております。
今回はチームとしてどのように関わる事で成果があるのかを
発表しましたが、他の部署にもそれが伝わり、
今年の優勝につながったのではないかと感じています。
また私自身、他の部署の発表を聞き教えていただく事も多くあり、
大変良い時間を過ごしました。
これからも「ケアの向上」を目的とし、
来年の発表会に向けスタッフ一同頑張っていきます。
(以下他部署発表順)