みゆきクリニック開院10周年
今から10年前の平成15年4月22日に
みゆき先生とスタッフ6名で始まったみゆきクリニックは
おかげさまで今年開院10周年を迎えました。
今日は少し懐かしい写真で振り返ってみようと思います。
地域の保育園のみなさんには、
敬老会やクリスマス会などでお遊戯をして頂いたり、
迫力ある太鼓を披露して頂いたりしてきましたね。
これは開院1、2年目の頃です。
この子たちは今もう中学生くらいかな?
開院1年目には、みゆきクリニック1周年記念行事を行いました。
司会をして頂いたMBCタレント野口たくおさんは、
実は みゆき先生のご主人の坪内斉志先生と、いとこなんです。
地域の婦人会、商工会のみなさんにも、
行事のたびに素敵な踊りや音楽を披露して頂いています。
いつもありがとうございます。
アロマボランティアの方々、
武岡台高校茶道部のみなさんにも来て頂きました。
時にはみゆき先生も三味線を披露したり。
スタッフも仮装をしたり、得意の三線や美声を披露したり、
工夫をこらして頑張ってきました。
みゆき先生は昔も今もあまり変わらない…?!
通所リハのご利用者と。
最初の頃は訪れる患者さんも利用者さんも少なかったのですが、
ありがたい事に今では沢山の方々にご利用頂いています。
また昨年には、グループホームひおきの里、
小規模多機能ホームひおきの丘の施設も立ち上げ、
現在みゆき会で働くスタッフは50名を超えます。
開業当初から今も在籍するスタッフは4名。
先日10年勤続表彰と記念品を頂きました。
これからも地域の皆様の為、みゆき会の発展の為に
初心を思い出し頑張っていきたいと思います。
なお今年9月にはみゆきクリニックのこれまでを感謝しまして
みゆきクリニック開院10周年記念行事を行う予定にしております。
皆様には詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。
グループホームへの訪問診療
グループホームひおきの里では
みゆきクリニックのみゆき先生に定期的に訪問診療に来てもらい、
入居者様の健康チェックのお手伝いをしています。
先生の前では緊張されるのか、
ついつい「どうもありません」と言ってしまう方もいらっしゃるので、
そんな時はスタッフから病状や最近のご様子、
また入居者様がお困りの事などをお伝えする事もあります。
いつまでも元気でお健やかにお過ごしいただけるよう
スタッフ一同お手伝いしていきたいと思います。
グループホームひおきの里 介護職員 K
学びの言葉
「この歳になると楽しいことがあるよりは、
毎日が平らかで穏やかに過ごせるのが一番なのです」
先日診療の時に95才の女性の方がおっしゃった言葉です。
杖をついて一人で歩いて診察室に入ってこられる姿は神々しささえ感じられます。
ともすれば介護事業を行っている人間としては
今日はどんな楽しいことをして喜ばせようか
どんな話をして笑わせようか
そういう風に気負ってしまいがちです。
この方は介護サービスを何も使っておられませんが、
近所の80才ぐらいの友人とおしゃべりをしたり、
本を読んだり、月に1回診察に来て私と話をしたり、
そういう生活を続けていければよいのだという話の中での言葉です。
そして驚くなかれ、生まれてこのかた「怒ったことがない」そうです!
心の奥がしんしんとして深く自省させられる日でした。
通所リハビリに来られている87才の女性の方から頂いた自作の画です。
色合いと構成がすばらしく絵画展にも入賞した画だそうです。
有り難く飾らせていただいています。
理事長 坪内みゆき
「人を大切にするケア」を目指して 2013
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
グループホームひおきの里・小規模多機能ホームひおきの丘が
皆様のご支援を頂いて開設してから初めてのお正月を迎えました。
至らない点も多々ありましたが、皆様からご指摘ご助言を頂きながら
職員一丸となって精一杯のケアを提供する努力をいたしております。
新年を迎えるにあたり、医療法人みゆき会と致しましては
「人を大切にする」法人を目指していきたいと考えています。
地域包括ケアシステムの構築を国が積極的に進めているところでありますが
患者様・入居者様・利用者様へのケアや医療の提供において
さらには地域の住民の方々との交流や地域社会におけるみゆき会の役割、
また一企業としての人材育成の場面でも、「人を大切にする」という
全くもってあたりまえのことを行動規範としていきたいと考えております。
なかなか不況の波は簡単には引いてくれず
胸の詰まるニュースを耳にする日々ではありますが
皆様とは楽しいこと嬉しいことには一緒に笑い喜び
悲しいことつらいことには一緒に涙し励まし合って
「共に寄り添い共に暮らし」ていきたいと思います。
本年もどうかご支援の程よろしくお願い申し上げます。
理事長 坪内みゆき
共に寄り添い 共に暮らし それぞれの時間 それぞれの人生
ひおき介護施設がスタートして、早いもので6ヶ月が経ちました。
これはひおき施設の理念を、日吉町在住の友人に書いてもらったもので、
施設の入り口2カ所に飾ってあります。
認知症ケアの奥深さを思い知らされる毎日の中で
介護の現場が人対人である限り
介護に携わる人の道徳観を正しい位置に置くために
こういう言葉が必要になるのだと思っています。
認知症という病気にかかわらず
自分ならどういう暮らしを望むのか・・・
自分の家族ならどういう人生を送らせてあげたいのか・・・
みゆき会の職員も日々葛藤、模索しながら、自己鍛錬を続けています。
理事長 坪内みゆき
みゆき会念願のホームページがスタート!
暑い上に降灰の日々が続き、いくら灰には慣れている鹿児島県人でも大変です。
さて、以前からホームページを立ち上げたいと考えておりましたが
地域密着型施設の完成を機に、ついにホームページが出来上がりました。
ホームページの意義は
みゆき会を皆さんに知っていただくこと
それから、みゆき会の方向性を職員間で再確認して目標を定めること
両面の意味合いがあると思っています。
地域どっぷり型と冗談で言っておりますが
ひおきという場所が地域の皆さんの安住の場所になるように
医療、介護、福祉、3者の架け橋となれるように
広い視野で事業展開をしていきたいと考えています。
「ひおきで生まれたのだから、最後までひおきで暮らしたい」
そんな住民の心からの声を胸に職員全員が一丸となってがんばっていきます。
これは自宅から見える桜島です。
それでは、今日も灰にも負けず明るく楽しく素敵な一日を!
理事長 坪内みゆき