蕎麦を打つ!
美味しそうな蕎麦のポスターが貼られ、
「え! 今度蕎麦打ちがあるの?」「いつあるの?」
と利用者様、スタッフ共に今日この日を楽しみに待っていました。
当日は、普段のホールが一気にイメージチェンジ。
のぼり旗が立ち、大きなのし板、大きな包丁、そして蕎麦打ち職人さん!
目の前で力強く蕎麦粉をこねていく手作業は、まさに「職人技」でした。
蕎麦粉を延ばしていく作業では、利用者様もお手伝いされ、
驚くことにまたお上手! 職人さんからも太鼓判を押されていました。
最後に、細く細く均等に切る姿には、全員からため息が聞かれるほどでした。
打ちたてのお蕎麦に天ぷらも添えて美味しい昼食となりました。
昔は自宅で蕎麦を打っていたという利用者様もおられて、
「今日は昔を思い出す事も出来て、本当に嬉しかったよ」
と言ってくださいました。
次のお食事イベントも楽しみにしています。
ひおきの丘 介護福祉士 T
お呈茶させていただきます。
ひおきの里・丘で ボランティアの方によるお茶会を開いていただきました。
まだ梅雨の大雨が続く中、小降りの時間を見計らって道具を運んでくださり、
朱色の野点傘を立てての本格的なお茶会です。
まずは琴の音色に合わせて歌を唄い、
ほどよくのどが渇いたところで、お茶を頂きました。
また京都から取り寄せてくださった紫陽花や向日葵の形のきれいなお菓子には
利用者様と職員から歓声が上がりました!
美味しいお茶とお菓子をありがとうございました。
大雨続きで気持ちが暗くなりがちな梅雨のひととき、
皆さんの心に爽やかな風が吹いたようです。
ひおきの里 介護支援専門員 I
プレゼントの中身は?
ひおきの丘では 1日早い父の日会をおこないました。
朝から「明日は何の日でしょうか」「父の日です」と話が盛り上がりました。
昼食は ちらし寿司、海老フライ、煮しめ などのお祝い膳。
また今回は父の日と母の日の合同プレゼントとして
利用者様全員へ お箸と箸置き を贈りました。
「ここでご飯を食べる時に使いましょうね」と話すと
「使うのがもったいない。飾っておきたい」と勿体ないお言葉を頂戴しました。
他にも涙を流して喜ばれる方や、カバンの中に大事にしまったり、
何度も取り出して嬉しそうに眺めたりする方もおられて
私たちも嬉しくなりました。
ひおきの丘 介護福祉士 N
せっぺとべ 2016
梅雨入りしたばかりの6月第1日曜日に
日置市日吉町伝統のお田植え祭り「せっぺとべ」が行われました。
入居者様は、この日を楽しみに待っておられ、
白装束の青年や子供たちがやってくると「かわいいね♪」と目を輝かせておられました。
笹踊り、鎌踊り、虚無僧踊り、とそれぞれの衣装をまとい、
すり減った草鞋で精一杯踊る子供たちの姿に
「初めて見た」「上手だった。涙が出た」と拍手を送っていました。
職員も円陣の中で一緒に肩を組み、かけ声に合わせて元気に飛び跳ねると、
踊りも声援も絶好調に盛り上がりました。
お昼からはウッドデッキを降り園庭から見物しました。
また「あたしより若いんだから」と握手を求め、若者のパワーを貰っているようでした。
次々訪れる地元の方がたくさん声を掛けてくださり、
懐かしい顔がこの日ばかりは思い浮かばれ、皆様大変喜ばれました。
「元気でいて下さい。また来ます」と心温まるお言葉も頂きました。
ありがとうございました。
ひおきの里 介護福祉士 N
満開に咲く頃に また行きたい!
5月の園外レクは正円池へ ホテイアオイを鑑賞してきました。
桜とツツジを見に行った吹上海浜公園の近くにあります。
今回は出かけるタイミングが早く、まだ少ししか花が咲いていませんでしたが
風が吹く度に浮き草が移動し、薄紫色のきれいな花が涼しげでした。
ずっと見ていても飽きずに池全体を見渡していられました。
利用者様の体調を考慮し、少人数ずつ6日間に分けて行きました。
「いい気分転換になった」「メダカを育てるといいんだよ」
「池は広いね~」「蓮の花みたいだね」「あまり咲いてないけど楽しかったよ」
と喜んでいただけました。
池に浮き草が島のように固まっていて、
6~7月上旬の満開に咲く頃には、もっと癒され暑さを忘れさせてくれそうです。
ひおきの丘 介護職員 A
うれしいひなまつり
ひおきの里と丘では3月3日に
「ひなまつり特別メニュー」を提供させていただきました。
給食委員会のメンバーが献立を考えて、
前日より仕込みに取りかかり、お弁当箱に豪華なメニューが並びました。
利用者様からは「まぁ、きれい!美味しそう!」と
顔いっぱいの表情を見ることができました。
また、小規模多機能ホームは「通い」「泊まり」「配食」を組み合わせたサービスですが
配食利用の方にも同じお弁当を自宅へお届けしましたところ
「刺身が美味しい」とニコニコ召し上がり大変喜んでいただけました。
そして、折り紙をちぎる方、貼る方、
それぞれ分担して作業したひなまつりの壁画も完成しました!!
本日のメニュー
○そぼろ寿司 ○黒豆 ○吸い物 ○刺身 ○酢みそ和え ○イチゴ
ひおきの丘 介護職員 A
ホクホクの焼き芋
ひおきの丘では2月の3日間にわたり、ドライブがてら
吹上町にあるかめまる館へ焼き芋を食べに行って来ました。
利用者様はとても楽しみにされており、
出かける前から「あそこの焼き芋はおいしいよね~」と
去年の話をしてくださり、大にぎわいでした。
かめまる館に着くと、早々に焼きたての芋をほおばり
美味しそうに完食されました。
私は かめまる館の焼き芋を初めて食べましたが、
利用者様が教えてくださった通り、甘くて美味しかったです。
後日ご家族と一緒に行かれた方もいらっしゃるほど喜んでくださいました。
また皆で行きましょうね!!
ひおきの丘 介護福祉士 U
秋の花火大会
10月19日は、日置市秋まつり花火大会。
小規模多機能ホームひおきの丘の和室は、
窓越しにちょうどよく見える絶好の観覧席。
部屋を真っ暗にして、ウキウキしながら待っていましたが、
予定時刻になってもなかなか打ち上がらず、
利用者からも「遅いねぇ~」との声。
みゆき先生もお仕事を終えて来られ、一緒に花火の開始を待ちます。
しばらくすると一発目の大きな花火がドーンと鳴り響き
見ていた利用者から「おぉー」という歓声。
次から次に打ち上がり、
秋の夜空を彩る小さな花火や大きな花火を
利用者も目を輝かせて見ておられました。
「また来年も見たいね」との声もあがり
早速来年の花火大会を楽しみにされておられるようです。
グループホームひおきの里介護福祉士 U
虹の彼方(2) ~父の看取り編~
10周年イベントの前日の9月21日、
7月ごろから体調を崩していた父が息を引き取りました。
享年82歳。
ここ2カ月は入退院の繰り返しでしたが、夫と相談し
亡くなる1週間前に退院してその後を在宅で看るつもりでした。
本人の病気の受容はなされているような反面納得していない様子もあり、
しかし輸血を繰り返す支持療法しか打つ手のない入院の日々は苦痛で
愛犬と母との生活に戻りたいようでした。
また我の強い父の相手をしなくてはいけない入院先の医師や
看護師の皆さんにも申し訳ない気がしていました。
私たち夫婦にしてみれば
治療者の立場と家族の立場からの両面からの景色は
思ったよりもつらい光景で、
色々な決断も少し時間がかかったような気がします。
亡くなった翌日、父も楽しみにしていた10周年イベントは決行、
無事に終わって父は喜んでくれたのではないかと思います。
実は父を看取った場所は当法人の小規模多機能ホームでした。
在宅で看るのには母は高齢でしたので
小規模多機能ホームと訪問看護を組み合わせるつもりでした。
息を引き取った後になじみの職員が死後の処置を行い
皆が玄関で見送ってくれるのを見て、
悲しい半面嬉しくてたまらない気持ちになった時に
これが在宅医療の醍醐味だなあとしみじみと感じたのでした。
イベントの朝に見た美しい虹は父からのプレゼントのように思えました。
10周年記念誌は体調が良い時に見せようと思っていましたが
結局見てもらえず仕舞でした。
開業前から今まで色々な決断をする時に
一番相談していたのは実は父でしたので、
もうそろそろ独り立ちしなさいということだったのでしょうか。
何かにつけ親身になって相談に乗ってくれ、
いつも私の体の心配をしてくれていた父の代わりに
残された母と愛犬の暮らしを守ろうと思っています。
理事長 坪内みゆき
父の日に。
グループホーム入居者のご家族様の中に
踊りのボランティアをされる方がいらっしゃいます。
今回は父の日にあわせて当施設にも来てくださいました。
とても華やかな踊りを披露してくださり、
入居者様にも喜んでいただけました。
最後はいつも通り、
入居者様、スタッフも一緒におはら節を踊り楽しみました。
昼食は少し豪華にうなぎのちらし寿司を召し上がっていただき、
スタッフ手作りの写真立てをプレゼントしました。
これからも素敵な写真を沢山撮って飾っていただきたいです。
グループホームひおきの里 介護福祉士I