心臓マッサージとAED
11月に2回消防署の方に来ていただき
一時救命処置(心臓マッサージとAED)の講習をしていただきました。
毎年当法人の職員全員が受講しています。
医療機関で働いている私たちですが
実生活でAEDを使用したことがある職員はほとんどいません。
再度AEDの使用方法や注意点などを教わり
一人ひとり指導をしていただきながらの訓練でした。
心臓が止まると1分ごとに救命率が10%低下する
という報告がありますが
有効な心臓マッサージが行われた場合、
救命率の低下を3~4%にとどめ、
脳の後遺症を減らすことができるそうです。
実際に目の前で誰かが倒れた場合、
その人が死に至るか蘇生するかは、
救急搬送する前の私たちの処置で決まります。
今回の研修で習ったような動きが出来たらと思います。
日置市消防の皆様、
お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。
研修委員会 K
消防訓練
夜中に震度4の地震、ひおきの丘の給湯器から火が出た、という想定で
緊急連絡、利用者様の避難など本番さながらに行われました。
消防士さんからのアドバイスとして
・火元を避けて移動する
・夜間は職員が3名しかいないので各ユニットそれぞれでの避難ではなく
協力して火元近くの利用者様から先に移動させた方が良い
ということでした。
慌てず落ち着いて行動するようにしたいものです。
また今回は利用者様にも訓練用の水消火器を体験していただきました。
めったに触れることのない消火器ですが
「重い」「水が出てびっくりした」という声も。
暑い中での訓練でしたが、一生懸命取り組まれました。
いざという時は皆様をしっかり守れるよう
心構えをしてこれからも訓練を続けていきたいと思います。
小規模多機能ホームひおきの丘 D
いざという時あわてないように
半年に一度の消防訓練がやってきました。
消防士さんにご指導いただいて、
通所リハビリ利用者様と一緒に避難と消火訓練をおこないました。
火事の現場では、
消火器のレバーを握りしめて運んだために消火剤が出てしまい、
火元に近づく前に消火剤がなくなってしまったり、
風下から火元に近づいて消火剤が自分にかかってしまう
といった失敗があるそうです。
こうして訓練に参加していても、実際に火事が起きたら
あわててしまって私も同じ事をしてしまいそうです。
いつ起きるかわからない本番に備えるために、
繰り返し繰り返し訓練して身につけていきたいと思いました。
医事課 G
ヘルメットでまずは自分の身を守る
今回はスタッフとデイの利用者様だけで行う自主訓練。
厨房で火災が発生したことを想定して消防訓練を行いました。
今回から職員用のヘルメットも準備が整い、使ってみましたが、
いざ火事になった時にはきっと慌てるので
取りやすい場所に置いておかないといけないこと。
あごヒモの調整をしないとグラグラして誘導どころではないこと。
その調整の仕方もやってみないとわからないことがわかりました。
患者様を守るために、まず自分の身は自分でしっかり守りたいと思います。
入職して2回目の訓練でしたが、
前回よりもしっかり避難誘導を行うことができ、
消火器の操作も上手くできたのでとても良かったです。
医事課 S
人の命を救うためにはトレーニングが必要
一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、
その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。
最近では至る所でAEDを目にしますが、みゆきクリニックにも設置しています。
AEDの操作手順、胸骨圧迫と人工呼吸の効果的な手順は、
知識があっても、いざという時実践するのは困難かもしれません。
一時救命処置が必要な場面に遭遇した時に、しっかりと実践できるよう
スタッフ全員、年1回のトレーニングを繰り返し行っています。
皆様もご確認してみてはいかがでしょうか。
通所防災訓練
みゆきクリニック通所リハで防災訓練を実施しました。
今回はボイラー室から出火して非常警報ベルが鳴ったという想定で
平均20名の通所利用者様を外の駐車場まで誘導、
責任者が人員確認をして院長に報告を行いました。
また水消化器を使って消火の訓練も行いました。
1.ホースを向ける
2.ツメを抜く
3.レバーを押す
やってみれば簡単ですが、
とっさの判断でも出来るようにしておかなければなりません。
以上が訓練の概要ですが、
利用者様は高齢者であり、火災という混乱状態であるので、
外への誘導後は必ず血圧や体温等のバイタルチェックが必要です。
その後は駐車場からより遠くへ避難する必要があり、
避難先は予め決定しておいた方がよいと思いました。
また車イスの利用者の方や、歩行に問題のある人もあり、
避難通路を広くするよう物の配置を検討していきたいと思います。
通所リハビリテーション 介護福祉士 N
防災訓練
今日1月17日は、防災とボランティアの日だそうです。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災にちなんで
ボランティア活動への認識を深め、
災害への備えの充実強化を図る目的で制定されたそうです。
昨年のことになりますが、
ひおきの里・ひおきの丘でも初めての防災訓練を行いました。
まず「万が一災害が起こったとき、自分が何をすれば良いのか」を
消防計画で確認しました。
また、これまで社会福祉施設で起こった火災の事例検討を行い、
どのように被害が拡大していったのかを学びました。
その後、施設内に設置されている消防設備を確認し、
最後に駐車場で水消火器を使った消火訓練を行いました。
どの職員も真剣におこない、有意義な訓練となりました。
グループホームひおきの里 介護職員 K