寒さも一層厳しくなり、風邪やインフルエンザなどが流行する時期となってきました。
インフルエンザを風邪のちょっと重いもの、
のように考えている方がいますが大きな間違いです。
気管支炎や肺炎になる場合もあり、
特に高齢者では肺炎になって重症化し、命を落とすケースもあります。
当院では10/28よりインフルエンザの予防接種を開始し、
多くの方が接種に来院されました。
例年流行時期が12~3月で、ピークが1~2月です。
予防接種後から免疫ができるまでに1ヶ月程かかる為、
当院では11月中の接種を勧めております。
ワクチンの有効期間は5~6ヶ月です。
65歳以上と、60~64歳で内蔵機能に障害のある人は
予防接種法で定期接種となっています。
ワクチンの接種をすることで、重症化を減らすことができます。
当院では12/28での予防接種は終了していますが1月末までは希望があれば接種可能です。
インフルエンザの症状としては、
突然の高熱、咳、喉の痛み、全身倦怠感、関節の痛みなどがあります。
これらの症状が出たら、マスク着用の上すぐに病院受診をしましょう。
現在、日吉町内でも少しずつインフルエンザの患者様が出てきています。
当院ではA型インフルエンザの感染者が7人出ていますが、
感染者は中高生が多いようです。
またインフルエンザの患者様と並行して嘔吐下痢の患者様も増えてきています。
症状は、嘔吐、下痢に加え、熱発する方もいます。
インフルエンザ、嘔吐下痢ともに、第一に手洗い・うがいの励行、
その他に手指消毒やマスク着用、人混みに出歩かないことが有効な予防方法です。
外来看護師 K